中国不動産バブル

中国の不動産投資熱の熱狂は、やや冷めたように感じられます。
しかし、その活況はかつての日本の不動産バブルのようで危うさを感じさせるものでした。

現在、世界経済の先行きが不安視されている中でも、やはり中国の不動産バブルの崩壊はもっとも懸念すべきものだといえます。
中国では、男性が不動産を所有していないと結婚できないと言われており、不動産が買えないことは一大事だそうです。
しかし、今や上海の不動産は、一般男性の年収の60倍、70倍ととても手に届く金額ではないそうです。

日本でも不動産バブルの絶頂期は、八王子のそのまたバス便の地域という場所で、新築一戸建てが6800万程度だったのですから、年収600万円前後のサラリーマンにはなかなか手の届かないものだったと記憶しています。
東京郊外ですら、地価の上昇がそれほどしていたのですから、都心は大暴騰といったところ。
異常な不動産価格の高騰を抑えるために、日本政府はあらゆる規制をはじめました。
そしてバブル崩壊。
中国の不動産市況はバブル当時の日本とよく似た状況になっています。

では今後、中国政府はどのような規制強化策をとるのでしょうか。
うまく規制を強めることができるでしょうか。

予想としては、日本の不動産バブル崩壊時のように、中国経済は一度、大きな調整局面を迎えるだろうということです。
現在、世界の消費を牽引しているのは中国経済です。
この消費の原動力が一時期でもクラッシュしてしまうと、日本経済も大きな打撃を受けるでしょう。

もしかすると、世界景気の大きな二番底になってしまう可能性があります。
そして、この二番底は、逆の言い方をすれば、再び大きな投資機械の到来となるかもしれません。

中国の動きに、注目しましょう。

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