リートに投資するなら

リートとは不動産投資信託のことです。
一口十数万円から投資できるものもあり、さらに年2回の分配金を再投資することにより、複利で増やしていくことも可能です。

リートでうまく運用して資産を増やし、その資金でいい物件が出たときに、実物不動産へ投資することも出来ます。
資金の準備が十分に出来ていて、実物不動産への投資のチャンスがなかなか巡ってこないという方は、リートへの中期的な投資も一考の価値ありです。
売り買いしやすいリートの利回りが実物不動産への期待利回りほどに高い場合は、実物不動産に投資することもないのです。

ただし、多くのリートの性質上、利回り金が急上昇し、分配金が急激に低下していく可能性も高いので、現金を持った方が実物不動産ではなくリートへ投資した場合、金利上昇のリスクを抱えることになることは注意しなければなりません。
しかし、昨今はリート運営会社の親会社がM&Aなどで、次々に大手企業に代わってきています。これは投資家サイドからすれば、以前のように「破綻のリスク」を心配せずに投資できることを意味します。大手企業ほど金融機関からの信頼が厚く、各リートによる調達金が低下し、分配金の上昇が見込めるからです。

投資不適格なリートを見分けるポイントとして、新規の物件取得を親会社やその関連会社のみから取得していないかどうか、分配金が安定せず、大量増資などで少数の株主に不利な運営をしていないかどうか、といった点です。

新規の物件を、親会社からのみ取得する必要はないはずです。「いい物件=親会社が持っている物件」では決してありません。株主にとって、分配金こそ命なのです。
子会社による親会社のための「親会社の物件取引用ゴミ箱」のようなリートの選択だけは避けるべきなのです。